公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

ほんだのばいくとぼく

『子供のやりたいことはどんなことでも応援したいです』というご両親は、
子供がyoutuberやプロゲーマーになると言い出しても、無条件で賛成できるのだろうか。


インターネットが普及しだしたときもそうだったが、広まる速度が速すぎて、
教育する先生や保護者にも知識がなく、何だかとんちんかんな対応をしていたように思う。


新しいものに対して臭い物に蓋をする的な規制規制の対応は、
知らないことに対して臆病な大人達なりの苦肉の策かもしれない。


お父さんやお母さんが子供の頃はyoutuberもプロゲーマーも一般的ではなかったので、
子供の夢を応援するどころか、賛成する理由も反対する材料もよく分からんというのが現実だろう。


チャンネルを開設していればいいのか、顔出しで動画を投稿していればいいのか、
youtuberの定義はよく分からないが、ぼくが定期的に見ているのは
好きなデザイナーさんのチャンネルとあともうひとつは、【ほんだのばいく】だ。


ご存じない人のために説明しておくと、女優の本田翼が解説しているチャンネルで、
本人の趣味を反映してメインはゲーム実況のようだ。


開設した当初はかなりの反響があったらしいが、ぼくはゲーム実況に興味ないし、
本田翼が顔出ししているわけでもないらしかったので、見ていなかった。


ところが去年の10月くらいからゲーム実況以外にもちょいちょい顔出しで喋るようになり、
最新の動画では着ていく洋服を選ぶ過程を紹介していた。


女優なので当たり前といえばそうなのだが、youtuberの中ではかわいいと言われている
そこら有象無象の輩たちを片手間で蹴散らせるほどのルックスは、本当に目の保養になる。


撮影時には鈴木その子の如くライトをガンガンに当てているわけでもなさそうだし、
最新の投稿動画ではローアングルからのカメラワークであったし、
条件のいい撮影環境というわけでもないのに顔が整っているのは、比較される女性youtuberに
少し同情すらしてしまう。


着ている服もオシャレだし、そもそも【本田翼】という名前が既にかわいい。


名前の字面で勝てるのは【浜辺美波】くらいのものだろう。


こじつけにこじつけまくって欠点を挙げるとすれば、
たまに大谷翔平に見えることくらいである。


ずっと見ていると、この子ぼくのこと好きなんじゃないかという錯覚に陥るため、
非常に危険なチャンネルでもある。


親しみやすさというのは、時にモテない男を勘違いさせてしまう諸刃の剣でもあるのだ。


プレステのななめ掛けポーチになりたい。


服日和①