公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

時には昔の話を

さよなら大好きな人

田村正和さんが亡くなった。 ぼくが昔見ていたテレビドラマやバラエティ番組に出演していた人が次々に亡くなっていき、時代の流れを感じる。 あんなドラマもあったなこんなのも見てたなと考えていたら、子供の頃の記憶が続々と蘇ってきた。 そこで今回は、田…

冬に覚えた歌を忘れた

「青春とは、自分が思っている限りずっと青春だ」みたいな言葉をどこかで聞いたことがある。 一般的に、青春時代とは学生の頃を差すのだと思う。 辞書で調べたらこんなことが書いてあった。 夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの…

誰かにとっての卵でありたい

一人暮らしが長いので色々な料理を自分で作って食してきたが、ハンバーグは未だに作ったことも作る予定もない。 ちょっと冷静に考えてみてほしいが、卵をメイン以外に使う料理ってこの上なく贅沢だとは思わないだろうか。 サブという役割ですらなく、卵の存…

スタイナーがパトレイバーの太田さんに見える

20年前の7月7日、【ファイナルファンタジーⅨ】(以下:FF9)が発売になった。 ぼくはファイナルファンタジーを「ファイファン」と略す下品な人とはお話をしたくないので、ここからは「FF」派向けの内容になる。 FF9は前作のファイナルファンタジーⅧ…

21歳の女子大生だった頃

【ネカマ】【ネナベ】という言葉がある。 それぞれ【ネットオカマ】【ネットオナベ】の略で、インターネット上で実際の性別と異なるキャラクターを演じることを言う。 ぼくも昔、ノリノリでネカマをしていたことがある。 あれは5年以上前のこと。 暇を持て余…

池袋ウエストゲートパークの思い出 最終回

mezashiquick.hatenablog.jp 1. ドラマのその後 本放送終了から3年後、池袋ウエストゲートパークのスペシャルドラマが放送された。 原作の【骨音】と【東口ラーメンライン】をベースにした【スープの回】という話で、ふたつの事件が同時進行する内容になって…

池袋ウエストゲートパークの思い出 2話目

mezashiquick.hatenablog.jp 1. 原作とドラマの違い ドラマ版を見てから数年後、池袋ウエストゲートパークには原作があることを何かのきっかけで思い出し、早速読んでみることにした。 原作はキャラクターの性格が随分違い、ドラマは思い切った改変をしたも…

池袋ウエストゲートパークの思い出 1話目

本屋でファッション誌を見ていると、ある雑誌の表紙に窪塚洋介くんが写っていた。 もう40代くらいだと思うが、相変わらずいい雰囲気を醸し出したカッコいいおにいちゃんだった。 誌上に掲載された他の写真も見たが、彼は顔が小さいのでいろんな洋服が似合う…

ブスのメールアドレス

高校生の頃、付き合う男が変わる度にメールアドレスを変えている女子がいた。 ひとりやふたりではなく、同級生の中にも結構いた気がする。 大体がブスで、周囲に彼氏ができたことをあくまでもひっそり報告しないと死んでしまう病気だったように思う。 【eter…

流行りの服は嫌いですか?

ジブリでは紅の豚が好きなのだが、その話をすると、 『飛べない豚はただの豚のやつでしょ?』 とか言ってくるやつは口と肛門の位置を入れ替えてやりたいと思うくらい腹が立つ。 『飛べない豚』ではなく『飛ばない豚』正確には、 『飛ばねえ豚はただの豚』で…

お前達 生きてない 死んでないだけ

以前、ドラクエⅤの記事を書いた。 mezashiquick.hatenablog.jp 何の反響もなかったが、物凄く筆が進んで書きたいことが止まらなかった。 今回も思い出のゲームである【クロノトリガー】についての話をしようと思う。 ネタバレを含むので、未プレイの人は注意…

長男だから我慢できたとか何とか

そこそこでかい本屋の前を通りかかったら、店の前に恵方巻コーナーのごとくブースが設けられていて、 「鬼滅の刃19巻本日発売でーす」 と店員さんが呼び込みをしていた。 新連載の頃からジャンプで追いかけているが、初回はとにかく地味な話で、ぼくは好きだ…

メタル系モンスターが不意打ちしてきたときの絶望感

長いドラクエ人生の中で、はぐれメタルを一度も仲間にしたことがないのを割と引け目に感じている。 ドラクエはナンバリングだとⅠ~Ⅵまでプレイ経験がある。 (Ⅰ~ⅢはSFCのリメイク、ⅣはFCとPS、ⅤはSFCとPS2、ⅥはSFCのみ) Ⅶはなんか絵が気持ち悪かったのと、…

子供に見せたくないテレビと親と一緒に見たくないテレビ

昔は家にテレビが一台しかなかったので、みんなで集まって見ていた。 しかし昔のテレビ番組は性的なものについてオープンだったので、親と見るには気まずい内容も多くて困った。 バラエティ番組でおっぱいが出るのはまだ何とかOKだったが、厳しいのは登場人…

ちくわの穴にキュウリを入れたやつの名前

高校生の頃、昼食は母の作ってくれた弁当を持参していた。 テレビで芸人さんが母親の料理がまずかったという話をして笑いを取っているが、うちの母の料理に不満はなく、弁当も毎日手を変え品を変え、見た目も味も満足のいくものを作ってくれていた。 当時の…

あの日の全てが空しいものだと

眼鏡屋と服屋からのを除かずとも、年賀状の数が稲中卓球部の部員数より少なかった。 年始の挨拶をメールやSNSで済ませる人が増えており、年賀状の売上が年々落ちていると聞くが、数少ない友人から年賀状が届くのは嬉しいことだ。 数年前に結婚した女友達から…

誠実さのかけらもなく笑っている奴がいるよ

ぼくの通っていた高校は野球部が強く、たまに甲子園にも行っていた。 あくまで県内で強いだけだったので早々に一回戦で負けていたが、それでも甲子園出場となると地元はお祭り騒ぎで、全校を挙げて応援に繰り出していた。 一般的に体育会系は礼儀正しいと言…

リネンばあちゃん

子供の頃にやってたテレビCMで妙に覚えているものがある。 日清のカップヌードルのCMなのだが、プレーンなやつではないシーフード的な味のやつだ。 「カップヌードルあさばあ、麻の服を着た品の良いおばあさんつき、カップヌードルあさばあ新発売!」 という…

続・アメリカン伝説

前回の話はこちら ↓ mezashiquick.hatenablog.jp 昨日はマイケルとのめくるめく日々の切れ端を語ったが、一週間そこらの滞在でも話は尽きないし覚えているものだなあと懐かしくなった。 とにかく当時は見るもの全てが新鮮で、刺激的な日々だった。 あの思い…

アメリカン伝説

聖剣伝説3がリメイクされると聞き、ぼくの頭をよぎったのは装備の変え方が分からなかったから幽霊船のあたりまで初期装備だったとか、攻撃魔法を一切使わずにホークアイ・ケヴィン・リースの物理でごり押ししていたとかの思い出ではなく、マイケルのことだっ…

ボンボンとコロコロ

子供の頃、とにかくコロコロコミックが人気で、小学生の流行はあの雑誌から生まれていた。 ミニ四駆にビーダマン、ハイパーヨーヨーをはじめとするおもちゃの数々は漫画やアニメとのタイアップで子供心を絶妙にくすぐり、皆がこぞって買い求めた。 一方、ぼ…

犯罪者 VS 小市民

すごく暇だったとき、迷惑メールに返信して遊んでいたことがある。 どうせ受信拒否してもアドレス変えて送ってくるだけだし、いざとなればこっちのメールアドレスを変えればいいだけの話だったので。 大体、迷惑メールはエロで釣るか金で釣るかの2パターンに…

プリミティブ

元々はそこそこ前向きな性格だったが、いろいろあって今はものすごくネガティブになってしまった。 沖縄料理屋とかが苦手で、店員もお客さんもみんなトモダチみたいなインティライミ的ノリにいまいちはまらない。 自信を持っていることならともかく、普段褒…