公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

恵方巻とガンプラとオシャレマスクと少年スイッチ

2/3(水)の日記


今年は記憶している限り生まれて初めて節分に恵方巻を食べた。
ありがたいことに2本もいただいたので、いいことがありますようにと昼ご飯と晩ご飯に祈念しながら食べた。
節分に恵方巻を食べる風習は、元々は関西の一部地域のみだったらしい。
セブンイレブンだか電通だかがここまで広めたとのことだが、恵方巻をお座敷で芸者さんにほおばらせてその姿をいやらしい目で眺めるおっさんの図を見たことがあるが、あれはいつの時代の話なのだろうか。
いい年してそんなしょうもないことすんなって思う人もいるだろうし、ぼくもそう思っていた。
しかし、先日読んだ漫画のセリフにこんなのがあった。
「せっかく海に来たんだぞ、入れんでどうする"少年スイッチ"」
「大人になるべき社会では子供じみたわがままを言い、遊ぶべき所で変に大人ぶる」

お座敷で妙に斜に構えるより、太巻きをちんこに見立てて遊ぶおっさんのほうが遊び方としては己を開放できているのかもしれない。
そのおっさんの恵方巻がかんぴょう巻きであることは言うまでもないだろうが。


小学生から中学生くらいにかけて、とにかくガンダムのプラモデルを作ってばかりだった。
100体以上は作ったと思う。
最初は素組みから始めて、各種道具や塗料などを少しづつ揃えて並べて悦に浸っていた。
近頃よく耳にするようになった"マスキングテープ"なんかもプラモ作りの必需品なのだ。
色を塗るとき、スプレーを噴射するとき、はみ出ないようにマスキングテープを貼ってから取り掛かる。
自分の腕を過信してマスキングテープなしで作業をするとえらいことになる。
だから最近、マスキングテープのことをやけにオシャレぶって「マステ」と呼ぶ風潮が広まっているのがなんか嫌だ。
あとはホットケーキミックスのことを「ホケミ」というのも違和感がある。
百歩譲ってマステは許容できるとして、ホケミは食欲が失せる。
TBSのドラマ枠で「逃げ恥」から続く連綿とした略称の伝統、「わたなぎ」「恋あた」「ボス恋」とかもうんざりだ。
そうした略称はどこからともなく自然に広まっていくから定着するのであって、公式が出張ってきて略称を命名するのはカッコ悪い。
まああの枠は男前とヒロインの恋愛模様をとりあえず見せて"キュンキュン"させるための毒にも薬にもならない枠なので、そのうち飽きられて消滅すると思う。


マスク生活が続くようになってそろそろ1年になる。
今ではマスクをしていない人間の人権はないものとして扱われるくらいだ。
最初は狂乱のマスク不足が続き、供給に余裕が出てくると登場したのがいわゆる"オシャレマスク"というやつだ。
色付きのものや柄物、キャラクターものだけでなく、アパレルブランドが開発したファッション性丸出しのマスクも多数登場している。
しかし、マスクを日常的に身に着ける生活はいわばイレギュラーだ。
昔のヤンキーやアングラなサブカル的ファッションを除けば、今までマスクありきで日々のコーディネートを組んでいた人は少ないと思う。
個人的に、オシャレマスクというやつはむしろ邪魔だったりする。
ぼくの普段の服装に柄マスクを取り入れるとコーディネートがごちゃごちゃするし、かと言ってマスクに合わせて服装を変える気はない。
仕事着などのシンプルな服装だと派手なマスクだけ浮く。
それにアパレルブランドやスポーツブランドのマスクはやけに高いので、マスク如きにそこまでお金をかけたくない。
色がついたやつなら柄に比べれば取り入れやすいが、意外に好みの色がないのだ。
だから、アパレルショップの店員さんほどシンプルな白やグレーのマスクをしていることが多い気がする。(会社の方針もあるのかもしれないが)


AVを見ていると、たまにそれこそ太巻きみたいなちんこの男優さんがいるが、絡み相手の女優さんは大変だ。
アゴ疲れんのかなあって心配になるし、あんなの入れられて内臓の位置がずれんのかと恐ろしくなる。
友人は、インド人のちんこがデカかったと言っていた。
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