公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

インフレ系女子

以前、読書会の課題図書として読んだ【ドリアン・グレイの肖像】が人生の課題図書としたいくらい面白かった。
作中の登場人物であるヘンリー卿がこんなことを言っている。

「残念ながら女というものは残酷さ。ストレートな残酷さをありがたがるものだよ。すばらしく原始的な本能があるんだな。我々が解放してやったのに、女たちはいまだに何も変わらず主人を探している奴隷なのだ。女は支配されるのが好きなんだ」

そしてみなさんご存じだろうが、ヘンリー卿の言葉をまたひとつ証明する出来事がつい最近あった。


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東出しかり、渡部しかり、クズってやっぱりモテるんですな。
と言うことは女性って本当にクズ男が好きなんですね。
東出や伊勢谷の場合は男前ということもあって、黙ってても女性が寄ってくるのでしょう。
こういう男ってあれでしょ、一緒にいると刺激的で「ドキドキ」するんでしょ。
ドキドキするんなら女癖が悪かろうが、暴力振るおうがお金なかろうがなんでもいいんでしょ。
いやいや、女性の安売りっぷりときたらすごいですね。
股のパッキン壊れてるからそんな簡単にパカパカ開くんですか?


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女性は男前が好きというより、モテる男が好きなのだそうだ。
モテるやつは益々モテるし、モテないやつはとことんモテない。
つまり、理想としては「自分にだけ優しいヤリチン」が好きということになる。
「即戦力な新卒」並みにそんなものが存在するわけがない。
「自分なら浮気されることはないはず」という根拠のない自信があるのだろうが、頭も股も緩いゆるふわ愛され女子が性獣を縛っておける鎖になどなりえない。
彼らは繋がれたフリをして、バレないように他のところでつまみ食いをするなんてお手の物である。
だってモテ男なんだもの。
「あたしにだけ優しい王子様☆」という幻想を抱かせる術にはとにかく長けているのだ。
少しは子宮じゃなくて脳みそで考えられんものだろうか。


ほんで、いざ浮気されたり暴力振るわれたりしたら、あたしかわいそうアピールが始まるわけでしょ。
いやいや、そんな男だって分かってたでしょう。
お前が性欲に支配されて見て見ぬふりをしてただけで。
もちろん、暴力も浮気もよろしくないことなので擁護する気は全くない。
だが、その男を選んだのは自分自身なのだ。
その事実に目を向けることなく、ダメ男批判だの男運のなさアピールだの、アホとしか思えない。
クズばかりと縁がある時点で、お前にも確実に問題はある。
女性向けのコラムに【誠実な男子を見分ける方法☆】や【こんな男子には要注意!!】だのの恋愛指南をよく見かけるが、あんなのも無駄だと思う。
男女ともにそうだが、結局理論ではなく感情で動いているわけだから、誠実な異性に面白味がないと感じたり、要注意な人物にドキドキしたりするだろう。
まあ、あんな駄文を参考にしている人間などいないだろうが。


恋は盲目なんて言うけど、単に自分で目を潰しているだけである。
人間性に問題はあるし友達からも反対されているけど、下半身の衝動には抗えないので、「ドキドキするから」という理由で悪い所を見ないようにしているだけだ。
ときめきを重要視することを否定はしないが、少々バカすぎやしませんかね。
そんなにドキドキしたいんなら、スラム街をおっぱい丸出しで歩いてみてはどうですか。


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一方で今は「告白ハラスメント」なんて言葉もあるんですよ。
立派な男性差別で、非モテを委縮させる言葉だと思いませんか。
告白された女性にとって、心理的な負担って結構あると思う。
だから、そういうもやもやが言語化されて同じ悩みを持った人と価値観を共有できるってありがたいことだろう。
でも、「ハラスメント」なんて強い言葉で押さえつけるようなやり方、正しいとは思えない。
立場を利用した好意の押し付けやストーカーじみた行動は問題だけれど、それは「セクハラ」「パワハラ」でいい。
恋愛経験に乏しい非モテが、女性に告白するまでの段取りがちょっと悪かったくらいで新しい言葉を作って蛇蝎の如く嫌うのか。
自分たちにとって不愉快なものをハラスメント認定することが正義なのだろうか。
おっさんや非モテには生きる権利はないのだろうか。


勘違いしている女性がいるようだが、「男性のスペック=女性の価値」ではない。
いくらモテ男と付き合おうが、お前の価値が上がるわけではない。
「彼氏がすごいのは分かったけど、お前には何があって何ができるの?」ということだ。
昔、ダウンタウンの松ちゃんが「彼女が偉そうに自分の後輩に接したらキレる」ということを言っていた。
男性から見ても、彼氏のスペックをカサに着て威張るやつは評判が悪い。
今回、本当は結婚に関することとかも絡めて、もっと長々と書こうかと思ったけどやめました。
ぼくも相当こじらせているけど、まあそういう日もあるのだ。
男の子の日なのだ。