公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

偽りの強さとしょうもない母性

世の中には理解できないことがたくさんある。
ぼくが最近疑問に思っているのは、坂口杏里加藤紗里のSNSにコメントをしている人は何の目的があるのか」である。
彼女たちにファンがいるとは考えにくいけど、万が一ということもある。
怖いもの見たさ・臭いものかぎたさでフォローすることはあるかもしれないが、コメントをするというのはそこからさらに一歩踏み込んだ行為だ。
もしかしたら本人から返信があるかもしれない。
積極的に関わりを持とうと思った時点で、坂口や加藤もこちらを覗いているのだ。


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そしてずっと理解できないことが、「なぜ女性はDV男と付き合うのか」だ。
率直に言って頭が悪いと思う。
もちろんDVを肯定するつもりはないし、暴力男を擁護する気もない。
しかし、乱暴な人であることを分かっているのに付き合ったり、暴力を振るわれても別れなかったりする女性は何なのだろう。
上記の記事で紹介した渦中のサッカー選手も、女性への暴力沙汰で以前に所属していたチームを解雇されている。
前科があると分かっていて、なぜその男を選んだのだろう。
なんかこう、浮気男にせよ暴力男にせよ、女性を雑に扱う男の方がモテるんじゃないかと勘違いする人がいてもおかしくない。
女性は本当に男性に優しさを求めているのだろうか。


殴られた時点で「別れりゃいいじゃん」と思うのだが、どうもそう簡単ではないらしい。
暴力を振るう人は、ひとしきり暴れた後にしおらしくなるらしい。
サッカーの彼もその傾向があったようだ。
そういう姿に母性(笑)をくすぐられ、「自分がいないとダメなのでは」という共依存にも近い心理になるのだろう。
恋愛をしていないと、男性という物差しがないと、自分の価値も分からないのだろうか。
自分に自信がなくて好き勝手に生きられないもんだから、「独り身=不幸」という未だに支持されてる価値観を己に適用して自分は間違っていないと思い込み、不必要な縁に固執するのだ。
別れなよと友人たちに強く言われても、「でも優しいところもあるし」と跳ね除けている姿が想像できる。
被害に遭った女性の写真も拝見したが、美人な人であったため正直言ってモテるだろうという印象だった。
暴力男にこだわる理由もないだろうに、不憫な人である。


ぜひリンクを貼った記事に飛んで写真だけでも見てもらいたい。
包丁を持ちながら彼女に向けて暴言を吐いている、ビデオ通話中のサッカーの画像が貼られているのだが、完全に目がイっている。
ここまでする男は確実に異常者だけれど、ここまでされないと異常性に気が付かない女性も頭がおかしいと思う。
サッカー選手という肩書がなくなったとしても、こいつの毒牙に引っかかる女性はこれからも発生するんだろうなあ。


女性は男性に強さや男らしさを本能で求めるのだろうが、「強さ」というのは時代によって変わると思う。
戦国時代のように社会に秩序がなく、混沌としている下克上上等の世界であれば強さがものを言うので、パワフルであることに越したことはない。
力がなければ、強者によって自分や自分の大切なものが脅かされる危険がある。
しかし、この現代社会において、暴力のパラメーターが高いことが何の役に立つのだろうか。
力強さに裏打ちされる自信もあるだろうから、肉体的な頑強さや健康は必要かもしれない。
だが、躊躇なく他人に危害を加えられる粗暴な才能など不要だし、そんな人間は社会から排除されてしかるべきだ。
一家を養えるだけの十分な収入を稼げる能力があり、トラブルにみまわれても家族を守り抜くという気概がみなぎっているのが、現代における「強さ」だと思う。
しかし、悲しいかな堅実に生きている男性に「ドキドキしない」とのたまうのがアホ女なのである。
大体にして、DV男というのは殴っても反抗しそうにない相手を選んでマウントを取っているにすぎない。
北斗の拳のように暴力が支配する世界になったとしても、女性に平気で手を上げるような男が拳王になれるわけがない。


加藤紗里はそんなに好きでないが、ヒールに徹して何が何でも売れてやろうという気概は評価できる。
おそらく裏にブレーン的なものが控えているのだろうが、加藤紗里本人もブレーンも頭が良くないだろうことは想像に難くない。
なので加藤紗里のSNSに出没する人の気持ちは少しは理解できるけど、坂口杏里のファンはどういう心境で彼女をウォッチしているのだろうか。

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この記事も「母譲りの美貌で知られる坂口杏里」なんて書かれており、心にもないことを言って面白がっている記者の姿が想像できる。
太宰治の小説のように【滅びの美学】というのはあるけれど、彼女の場合は自分で自分を殴ったり刺したりして勝手に零落しているだけである。