先日、不倫についての持論を述べたので、それに関連した話。
現在話題になっている男性芸能人の不倫相手は、世間一般的に清純派と言われる部類に入るらしい。
ぼくは業界人ではないのでよく分からないが、芸能界というところは華やかでもある反面、いろいろと渦巻いてて大変そうだなというありきたりな印象しかない。
人目を引く世界にはそれに群がるよろしくない存在もいるわけで、芸能界で活動する上では関わりを避けては通れないことだと思う。
自らそんな世界に飛び込んでいき、しかも辞めることなく活動できている時点で、『清純派』とは程遠い人間なんじゃないだろうか。
人の汚い部分や丸出しの欲望をこれでもかと見てきているわけで、本当に清純だったら嫌気が差して引退しているはずだ。
初心なお嬢さんみたいな顔をしているが、下半身は清純どころか超肉食のジャングル大帝でしたというシチュエーションは興奮するものの、ぼくのように金玉でものを考えている人ばかりではない。
下手に清純派を名乗ってしまっている分、今回の不倫騒動のようにイメージに反するような行為が露見した場合、落差から一気に黒い印象がついてしまう。
優等生の不真面目な一面を垣間見た場合、『普段は猫かぶってたんだ』となるが、チンピラが少しいいことをしただけで『根は悪い奴じゃないんだ』となるようなあれだ。
少し逸れるがぼくはヤンキーの更生物語が大嫌いで、マイナスがゼロに戻っただけで世間が美談として扱う意味が分からない。
本当に美談にすべきは曲がることなく真面目にがんばってきた人間なのだが、真面目な人間に迷惑をかけてきたであろうやつらが立ち直ろうが知ったことではない。
とは言え世間で一定の評価を得ていることは確かなので、清純派売りなんかやめて、いかにも煽り運転をしそうな見た目でデビューすればいいのだ。
最初は受け入れられないかもしれないが、マイナスからスタートしている分、イメージを誘導するのもちょろいと思う。
おばあちゃん子であることをアピールしたり、愛読書は赤毛のアンだと言ってみたりすれば、簡単に『意外と悪い子じゃないかも』となってくれる。
金玉でものを考えている層からも、軽そうに見えるが実はピュアという設定がウケるだろうからいいと思うのだが。
昔のアイドルのように、うんこもおしっこもしませんくらい振り切っていれば笑えるが、中途半端な清純派売りは確実に本人の足を引っ張る。