公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

お前らそんなにドキドキしたいか

ぼくは浮気や不倫は否定派なので、今から書くことは決して擁護を目的としているわけではない。


男性芸能人の不倫問題でニュースがもちきりだけど、そんなしょうもないことで盛り上がれるって安上がりで羨ましい。


今は中国のコロナウィルスのことをもっと取り上げるべきで、旧正月に合わせてやつらが日本に渡航してくるかもしれないのに、マスコミは不倫の話題を垂れ流していて、何のための報道機関なのかと思ってしまう。


大衆が求めているのは未知の病原菌の情報より、どこぞの他人の下半身事情なのだ。


まあ今日はそこが本題ではなく、浮気だの不倫だのは裏切ったほうが悪いが、そんな男を選ぶ女サイドにも問題はある。


旦那に不倫されて離婚した女性芸能人が、テレビで占い師に相談している場面を見たことがある。


その占い師は、
「浮気も不倫もしない男性はいるけど、あなたがその人を好きになることはない」
と言っていて、真理だなと思って感心した。


小学生女子がスポーツができるとか顔がいいとかの理由で男子を好きになるのは、そこしか判断できるポイントがないからだ。


真面目に勉強しているやつを見て、将来大成するかもという視点からその男子を選ぶことはない。


でも、大人になってくると見た目以外にも男性を見るポイントが養われてきて、外見だけが魅力じゃないことに気が付けるようになる。


それをいつまで経っても、『顔がよかった』『一緒にいてドキドキする』『落ち込んでたときに優しくしてくれた』みたいな理由で男性を選んでいるから、不倫するような男に騙されるのだ。


生物学的に言えば、複数のメスから好かれるオスは魅力に溢れており、強い遺伝子を持っているのだろう。


しかしながら我々は理性を持った人間であり、恋人同士の関係ならそういった視点からパートナーを選んでもいいのかもしれないが、結婚という一大イベントまで本能に従って行動するのはどうかと思う。


本能の話をするのなら、男が浮気するのも自分の遺伝子をより多く確実に後世に残すためのプログラムだ。


言っちゃ何だけど、そりゃ裏切りますよみたいな男性を選んでおいて、不貞行為が発覚すると泣いたり喚いたりするのもみっともない。


たまたま引いた男性が浮気癖のあるやつだったというのならうんこでも踏んだと思って忘れればいいが、選ぶ男性に毎回問題があるという女性は、自分のパンツにもうんこがくっついていることに気が付くべきだ。


ぼくはこんな理屈をこねくり回しているからモテないのであり、何も考えずに生きている人間のほうがよっぽど楽しく暮らしているのも承知している。


しかし、人を裏切っても傷つけても何とも思わずにこれでいいんだと思っているやつらに比べると、鬱々とした気持ちになりながらも生きているほうがよっぽどいい嗜みを持っている。