公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

抱きしめた心の小宇宙

初対面の異性のどこを見るかという話題がある。


ここで顔とか乳とか言ってしまうと話が終わってしまうので、それら以外にぼくがチェックしている箇所のことでも書こうと思う。


率直に言うと、『カバン・靴・スマホ』の三点だ。


まずカバンだが、本体が汚かったり中身が整理されていない人はつらい。


女性はブランドのバッグを好んで持ちたがるが、手入れしながら使っている人は少ないように思う。


四隅が破れていたり、持ち手が汚れて擦り切れていたりするカバンを見かけることが多く、せっかく熟考を重ねて買ったお気に入りが可哀想だ。


また、カバンの中が乱雑でロクに整頓されておらず、モノを入れられるだけ入れてみました的なのも困る。


カバンの中身はその人の小宇宙(コスモ)なので、中身が雑多な人は部屋も汚くだらしがない人かと思ってしまう。


いつのか分からんペットボトルのお茶や、いい感じにヨレた無印良品のお菓子の袋が男性の手によって発掘されないように、カバンは定期的に掃除したほうがいい。


次に靴だが、これもカバンと同じで汚い人はしんどい。


『美意識は爪に出る』なんて言葉を聞いたことがあるが、身体の端まで気を配ろうということだろう。


今の時期はムートンブーツを履いている女性が多いが、内股で摺り足気味で歩いているからか、ブーツ全体が内側にいびつに曲がっており、ソールも内側だけ妙な減りかたをした人が割りといる。


ここまで来ると手入れの問題ではなく、姿勢の悪さが目立つし、ひいては生活習慣まで悪い査定がついてしまう。


あとこれは完全なる偏見だが、靴の汚い女性はどことは言わんけどくさそうなイメージがある、どことは言わんが。


チェックポイントの最後はスマホだが、これは近年足された項目だ。


スマホの画面がバキバキなのに使い続けている人(iPhoneに多い)や、スマホケースが汚い人はやるせない。


バキバキの人なんかは結構見るけど、iPhoneって画面が割れやすいのだろうか、そしてなぜ直さないのだろうか。


そういうひと手間を惜しんでいるあたりが非常に残念だ。


スマホケースが汚いのはほぼ毎日触るものなだけに不潔な感じが増すが、本人が耐えられるのならいいのだろう。


でも、画面にひびが入っているのは操作もしづらいだろうし見えづらくもなるので、実害を伴っているから修理したほうがいいと思うのだ。


ここまで書いてみて思ったが、やはり身体の端っこや毎日持つものに対してこそ美意識を向けていくべきだ。


服装や髪形には気を遣っても、端っこへの気配りが疎かだと一気に台無しになる。


逆にそこで差をつけられるとも言えるので、とりあえず世間の皆様はぜひとも靴を磨いてほしい。


やっぱり靴が汚い人はくさそうだと思う、どことは言わんけど。