公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

法事のエレカシ

母方の祖父の法事に参加するために帰省したのだが、何でか知らんけど喪服を持って帰っていなかった。


身内だしいらんだろと思ってたけど、どうも必要らしく、ぼくは父方母方ともに祖父母にはかわいがってもらったのに、何でそのへんのマナーをちゃんとしないのか情けなくなったけど、忘れたものは仕方がない。


そのときちょうど細身のブラックジーンズを履いていたため、これに親父からシャツでも借りれば喪服っぽく見えるし、エレカシの人みたいでカッコいいじゃんと母に提案したが怒られ、サイズの合わない親父の喪服で出席するはめになった。


母方の祖父は阿部寛の如く彫りが深く背の高い男前だったが、ぼくには何一つ遺伝しなかったため、菊池桃子みたいなフェミニンな顔立ちになってしまった。


どうもぼくは学校では教えてくれないけど大人として知っておくべき常識のようなものを知らないことが多く、新幹線の切符購入や飛行機の予約をしたことがないので、そういう場に遭遇しそうになると事前に調べといて迷惑をかけないようにする必要がある。


別に知らなくても困らないし今まで生きてこられたし、どうも世間的にはよろしくないらしいが世間の思っていることなんか知らん。