公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

確認されていることを確認する

『好きの反対は無関心』
なんて言い方をするがそんな言葉遊びは無意味で、好きの反対は嫌いである。


世の中には嫌なやつがたくさんいて、周りに迷惑をかけたり危害を加えたりするけど、好きの反対が無関心だとすると、こいつはぼくのことが好きだから迷惑をかけていることになってしまう。


それとも、無関心だからこそ気にせずに迷惑をかけるのだろうか。


それと同じで、『自分が思うほど他人は自分のことを気にしていない』というのも嘘だと思っている。


ぼくは被害妄想と自意識過剰が過ぎるので、すれ違う人間の視線を感じることがあり、パッと見ると案の定目が合う。


目が合うと逸らす人がほとんどだが、自分から見てきたくせに逸らしたら負けとばかりに見つめてくる気色の悪いやつもいる。


たまにジョギングをするのだが、同じ方向に走ってる人を追い抜くときにも、わざわざ横を向いて見てくるやつもいる。


横目でちらっとみるレベルではなく、首を横に45度曲げて見てくるアクティブなやつもいる。


女性だったらジョギングコースとはいえ後ろから迫ってくる足音は不安だろうから、横を向いて確認するのは分かる。


だがおっさんやジジイが何を確認することがあるかと、虫の居所が悪いときはかなりイラっとする。


わざわざ見てくるということは、ぼくに他とは違うものを感じたということで、良いものか悪いものかは知らないがそれも個性なのでよしとすることにしている。


ここまで読んで被害妄想も甚だしいと思った人もいるだろうが、ぼくは本気で言っているので妄想ではない。


そもそも目が合っているのは事実なのだからやっぱり妄想ではない。


あ、こいつ今見てんなと思って相手の方向を見ると見てないことのほうが多いので、妄想の線も捨てがたいかもしれない。