公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

すごいぞマイメロ論

ぼくの所属している部署にはぼくと上司しかおらず、上司は忙しい人のため、不明点を質問できる雰囲気ではない。


そのため、自分で調べて試してどうしても分からんかったら聞くようにしているが、大体5回に1回はキレられる。


進捗が遅いとかぼくの知識不足によるところもあるので、しょうがないかと思うこともあるが、お互いに悪いところはあるのになぜ片方だけキレてるのかと腹立つこともある。


最近はそういうとき、『マイメロ論』で乗り切ることにしている。


フリーアナウンサーの宇垣美里がコラムで書いた嫌なことの乗り切りかたで、詳細は調べてほしいのだが、以前見かけて印象に残っていた。


宇垣アナはコラムの中で『自分に別人格を作ることと、相手をとことんバカにすることが必要』と書いており、その際に用いている人格がマイメロなのだそうだ。


ぼくには別人格はおらず、銀狼怪奇ファイルもできないので、相手をバカにして精神の平静を保っているため、宇垣アナのような演技派ではなくただの嫌なやつだ。


前述した上司は歩き方と鼻が生理的に受け付けないので、できるだけ顔を見ているようで見ないようにして話している。


引き継ぎのためにぼくに何かの業務をやらせようとしているときも、「長いこといるつもりはないのに無駄なことしてんなあ」と時間を浪費させていることを楽しんでいる。


相手に伝わらなかったらいいと思ってるし、不真面目に仕事をしているわけではないので問題ない。


理不尽なことや割り切れないことが多いのだから、これくらは許してもらわんと働いていけん。


指示がうまく伝わってなかったときにもキレられるが、伝えきれてないほうと確認を怠った双方に問題があるのに、伝えたほうがキレるのはいかがなもんだろうか。


席を立ってどこかに行く間際、早口で指示をして去っていくことがよくあり、聞き返そうにも聞き返せないし、忙しいですよオーラを存分にアピールしながら行ってしまうので察してほしいのだろう。


ぼくはおだてておだてて伸びるタイプなので、ぜひとも教育方針は間違えないでいただきたい。