公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

終わりの始まり

今までは自宅に仕事を持ち帰ったり、社給携帯を持たされたりすることはなかった。


今の仕事に就いてから業務メールを確認したり、仕事で使ういろんなものを自宅に保管したりすることがあり、なんか気持ちが悪い。


そういう働き方を日常的にしている人からすれば、何甘ったれたことを抜かしとるかと言われそうだが、あんたの働き方をぼくに押し付けられても知らん。


部屋のすみっこに業務で使用するあれこれが置かれてたり、スマホやPCに社内メールのブックマークがあるのが違和感でしかない。


家というのは日常の温床で、ぼくにとって仕事は日常ではなく、スーツもコスプレ感覚で着ているので、非日常が日常を侵食しているようで嫌なのだ。


仕事のために買った参考書なんかも置いてあるが、勉強すること自体は役立つことだし、自分で選んで買った参考書だし、本が増えるのは嫌ではないのでこれは問題ない。


正直、長くいたいと思える会社でもないし、あまりがんばる価値もないのでほどほどにしたい。


やりたいことや好きなことをやるのは逃げではない。


ぼくは器の小さい人間なので、気持ちにゆとりがないと他人に優しくできないのだ。


今日は家族連れに電車の席を譲ったら、幼稚園児くらいの娘さんがちゃんとお礼を言える素敵な子だったので気分がよかった。