公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

みんなに助けてもらおう

先日、某所で開催されたみうらじゅん【マイ遺品展】に行ってきた。
みうらさんはまだバリバリ存命なのだが、どうにもコレクションが多いので元気な今のうちに『遺品』として公開してしまおうとのこと。
いつか自分が没したとき、次世代の柳田邦夫民族学的価値を見出してほしい気持ちでやっているらしい。
ぼくはガチ勢ではないけどみうらさんのファンで、イベントにも今回初めて参加した。
彼は『マイブーム』『ゆるキャラ』などを最初に言い出した人でもある。
展覧会に行って、ぼくの知っていたみうらさんはほんの一部だったんだなと実感させられた。
特に、みうらさんのライフワークとも言える、子供の頃から現在に至るまで続けているスクラップブックの実物が見られたのは感激だった。


これは会場にあったみうらさん飛び出し坊や。
敷地内に全部で6体存在し、きっちり全部発見した。

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撮影可のコーナー。
水道工事業者のマグネット広告こと『冷マ』
冷蔵庫にびっちり貼ってあったのが壮観だった。

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同じく撮影OKエリア。
街で見かけたsinceを写真に収めた『sinceブーム』
会場で販売されていたsinceTシャツは売り切れていた。

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「今まで誰もやらなかったことに挑戦する」と言うだけなら簡単だが、大体は誰かが既にやっていたり、やろうとしてやめたりしたことである。
みうらさんも自分は本当にこれを集めたいのかと葛藤することもあるらしいが、「それがいいんじゃない!」の精神で乗り切っているそうだ。
このあたりは著書『ない仕事の作り方』(文芸春秋)あたりでも触れられているのでぜひ読んでほしい。


gigazine.net

誰もやらなかったことをやってみるということで本題。
ニューヨーク州立大学の教授が発表した研究結果によると、「乳首が勃起した女性は男性からの助力を得やすい」らしい。
もうなんか見出しからしておもしろい。
記事内に『「女性の乳首の勃起は、男性の性的興奮を引き起こす」と論じました。』とあるが、それは当たり前だろうと思ってしまったあたりぼくも凡人である。
乳首が立っている女性を見ても興奮しない男性もいるかもしれないし、乳首の勃起が男性にもたらす性的興奮以外の効果もあるかもしれない。
常識を疑ってみるところから学問は始まるのだ。


案の定、乳首が勃起していないより勃起していた女性のほうが男性から助けてもらいやすいという実験結果になったようだ。
実験の内容は記事を参照いただきたいのだが、『女性の表情が実験結果に影響を与えることを防ぐため、女性の顔は隠されていた』『実験に使用された写真は、すべて魅力的な肉体を持つ若い女性のものだった』ということだそうだ。
ということは、ブスやおばさんの乳首が勃起していても、同様の研究成果を得られない可能性がある。
期待した効果を発揮しない可能性については実験の発起人である教授も『乳首勃起効果』という言葉を引用して問題提起しているが、口に出して言いたい日本語である。乳首勃起効果
まあ正直、若くて美人の女性なんて普段からみんなに優しくしてもらえるだろうから、その上乳首まで立っていたら向かうところ敵なしである。


乳首勃起効果については今後もぜひ研究を続けてもらいたい。
普段から勃起しているとありがたみが薄れて『そういう人』になってしまうので、ノーブラでいるタイミングや頻度なんかも重要になりそうだ。
正直、乳首とまではいかずともブラジャーの肩紐が見えているだけでも多少の効果はあると思う。
ひとりの人間を研究に駆り立てる情熱を生み出すなんて、やっぱり乳首ってすごい。
個人的に、初めての相手とのセックスで一番興奮するポイントはブラジャーを外して乳首を見るまでだと思っている。
すべては乳首の前座であり、乳首に回帰するのだ。