公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

今日からみんなと一緒に勉強するお肉です

「このクラスにはブスしかおらん」といつも言っていたHくんが、結局同じクラスの女子(そんなにかわいくない)と付き合っていた。
このことからも分かるように、人間はどんな環境からでも自分にとって最適解を見つけることができる。
最初は周囲の恵まれなさに辟易としていても、住めば都とばかりに居心地が良くなるものだ。


「乳は尻の代用品である」と、ある漫画で読んだことがある。
人間がまだ猿に近い4足歩行の生活をしていた頃。
オスがふと視線を上げると、目の前にはメスの尻があった。
右に左にぷりぷりするおケツにオスは欲情し、「あいつのケツはいい」と飲み会の席で語り合ったことだろう。
メスは己の尻でもって、彫りの深いあいつやドングリをいっぱい獲ってくるあいつにアピールしていたのだ。


人間が進化し、2足歩行するようになったことで目線が高くなり、今までのように尻をアピールに使うことが困難になった。
ところが男性が少し視線を落とせば、今度は目の前に尻と似た形の乳がある。
今度は乳でもって、サッカー部のエースや高収入エリートに女性は性的魅力をアピールするようになったのだ。


乳をメインにするようになった結果、尻をないがしろにする女性が多くなったのではないか。
乳のようにブラジャー等で盛りにくい部分であり、やろうと思えば乳よりも隠すことは簡単だ。(と思う)
日本人は貧相な尻が多いと言うが、かと言って南米人のようにシリコン上等のバリバリ攻撃的な尻も嫌だ。
スクワットなどすれば形をキープできるどころか素敵な尻にすることもできるのに、筋トレをする女性はそんなにいない。
何だったら、「お尻が大きいのは恥ずかしい」とする嘆かわしい風潮だってある。


女性の腰からお尻にかけてのラインはとにかくエロいと思うのだが、当の女性自身がそのことに気づいていないフシがある。
自分で確認がしにくい箇所なだけに仕方ないことだが。
乳というのはアイコン的にエロいパーツではあるけれど、いつも分かりやすいソース味ではなく、柚子胡椒味という隠し玉を持っていてもいいと思うのだ。
ぼくにとっては乳も尻もソースであり柚子胡椒であるのだけど、10ゲーム差くらいで尻のほうが好きだ。
昔、ananのSEX特集を読んだときに、「セックスのときはバックでやるのが最も女性らしい身体のラインをアピールできる」とあったような気がする。
とりあえずanan氏もそう言っていることだし、女性自身が自分の尻ともうちょい向き合うべきではないだろうか。
なんか手伝えることがあったら協力しますんで。


話は逸れるが、女性がブラジャーをつける場面をちゃんと目の当たりにしたとき、カルチャーショックを受けたものだ。
脇からこれでもかとばかりに肉を引き寄せ、何だったらほぼ背中に属している肉まで酷使して乳を盛ろうとしていた。
明らかにキャパオーバーのブラジャーに肉を押し込んで偽りの乳を成型する光景は、食肉偽装問題にも似た社会の闇を見ているようだった。
ぼくがいつも見ていたあの乳は、脇や背中からやってきた転校生だったのだ。