どこへ行ってもマスクが売っておらず、
別に必要としてはないけど必要な人は大変だろうなと思っている。
もう花粉も飛んでいるらしいし、ここまで事態が長期化すると
花粉症の人もいい迷惑だろう。
ああいう、ギリギリになってから過剰に騒ぐというのがどうも嫌いで、地震がくることが分かっているのに、
事態が起こってから買い占めに走るのは何とかならんのかといつも冷めた目で見ている。
今回も、中国でコロナウィルスが猛威を振るっていることや、
春節が近いから日本にも影響があるかもしれないことは分かっていた。
中国でマスクが品薄になっていることも、何かのニュースで見た記憶がある。
ということは中国人が日本でマスクを買い漁ることも予測ができたはずだ。
それなのにその頃、世間ではどこぞのアイドルが脱退するとか、
俳優の不倫報道のニュースばかりだった。
そんなしょうもないニュースを求めておいて、
いざコロナウィルスが上陸してからこうやって焦るのはアホとしか言いようがない。
マスコミはウィルスの話題より、不倫の話がウケると思っているから報道しているわけで、
言ってみれば国民がナメられているのだ。
権力を持つ側からすれば、ここまで操りやすい国民もないのではないか。
恐らく、コロナウィルスが中国で確認された時点で、
日本が大騒ぎになることは防げなかった事態だと思う。
それは政府の対応の不備ももちろんあるが、
危機感のない国民の意識も輪をかけて問題だ。
もうオリンピックも無理でしょうこれでは。
いくらコロナが終息したとしても、イメージというものがある。
インターネットのおかげで海外であろうと情報伝達は容易にはなったが、
一度抱いてしまった印象はなかなか変えられるものではない。
残念ながら世の中は性善説が通用する人間ばかりではないので、
ぼくらの常識では計り知れない酷いことを言うやつらは山ほどいる。
東日本大震災で福島の原発事故があったときも、外国の差別主義者たちが日本の放射能汚染を
風刺するイラストを描いており、虫唾が走ったものだ。
これは明治維新以来の革命でも起こして、
政治家・官僚・民衆含めた日本国民全体の意識を変えたほうがいいのではと思う。
そうなったらぼくは土方歳三とか坂本龍馬みたいにドラマチックな非業の死を遂げ、
後世まで語り継がれる人間になるか、
安全な位置から石を投げるようなポジションに就いて、
革命後においしいとこだけ持っていきたい。
でもそんなに要領がよくないので、食あたりとかで死にそうな気がする。
