公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

オトナ女子とかいう矛盾した存在

パパ活という言葉が当たり前に使われだしてしばらく経つが、あれは建前としては身体の交渉はなしということらしい。


とりあえずは援助交際や売春とは違い、買い物や食事をして対価をもらうのが一応の形式のようだ。


しかし、援助交際も当初はカラオケやご飯に行ってたまごっちを貰うだけというコースだったはず。


それが、身体を売る女性が増え、社会問題化し、イメージが悪くなったのでパパ活という言葉に取って代わられた。


援助交際パパ活も言葉が変わっただけでやっていることは売春であり、本質は何も変わっていない。


言い回しを変えることで罪悪感なく金銭を得たいのだろうが、パパ活もいつかは別の言葉に置き換えられるのが目に見えている。


女性という生き物は、どうにも本質や現実を見ようとせず、別の言葉を使うことでごまかしているフシがある。


『〇〇女子』という言い方はその最たるものだと思う。


男子・女子という言い方は、年齢関係なく性別を表す言葉だとは思う。
(男子トイレ・女子サッカーのように)


しかし、最近の男子・女子の使われ方は若さと可愛さだけを強調しているようで気味が悪い。


自分たちのババア化から目を背けるために【アラサー】【アラフォー】などの言葉を多用するようになり、挙句の果てにはハイブリッドとして【アラサー女子】【アラフォー女子】というおぞましい言葉を生み出した。


いい年をした女性の何が女子か。


前にも書いたかもしれないが、女性の一生を考えたとき、若い娘さんとしての時期よりも大人の女性として生きていく期間のほうが遥かに長い。
(いい年して女子を名乗るなという話自体、前に書いた。)


ということは早めに大人の生き方にシフトするのがベストなのに、年相応から逸脱して若さを引きずっている【子供おばさん】が増えていると思う。


当たり前だが若さでは若い子には勝てないのに、立つべき土俵を完全に間違っている。


若さに嫉妬して世間にメンチを切るより、年を取ったなりに勝っているところもあるはず。


若い女性の美しさは見た目によるところが大きいが、年齢を重ねた女性の美しさは見た目だけではないはずだ。


なんとか女子・なんとか男子という言い方はカテゴライズしやすいから便利なのだとは思う。


小保方さんを持ち上げるのに失敗したマスコミが未だに【リケジョ】とか言っているのは失笑ものではあるが。