公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

志村イズム

帰宅中、オシャレなおねえさんが電車内にいたので今回の内容を思いついた。


カジュアルな服装で全体的な色使いを抑え目にしており、トーンも統一されていてとても似合っていた。


小物使いも上手で帽子もよく似合っていて、あとおっぱいも大きめだった。


ああいう、男女問わず自分のスタイルが確立されている人はそのままの君でいてほしい。


オシャレとか流行りとかそういうあれではなく、好きなものを着ている感じが伝わる人はカッコいい。


ぼくも服が好きで、よく通っているお店がある。


ありがたいことに店の雰囲気やスタッフの皆さん、取り扱っている商品がバシッとはまったこともあり、長いこと通っていてよくしてもらっている。


オーナーさんはなかなか尖った人、というか少し頭のおかしい人で、好きなことを全力で楽しんでいる姿勢は素敵だし、見習いたいと心から思っている。


ぼくはアクセサリーが好きなので仕事のとき以外は身につけているが、気分によってあれこれ付け替えるわけではなく、熟考して購入したものをずっと着けている感じだ。


特に腕周りは厳選に厳選を重ねたので、非常に良いものが揃ったし、何より組み合わせが絶妙だ。


万人受けはしないだろうけど、そもそもそこを目指しているわけじゃないし、あんまりテイストとかも気にしていないので、身に付けていて気分が上がることがとにかく大切だと思っている。


ぼくにとって着たくないものを着ることほどのストレスはない。


前述したお店のオーナーさんはぼくの腕周りのアクセサリーを見て、
「たぶん正しくはないと思いますが自分は好きですよ」
と言ってくれた。


素直に褒めればいいものの、でもそういう称賛の仕方もあるのかと感心したし、たまに評価してくれる人がいるのは愉快だ。


流行りを追っている人を否定はしないけど、流行りが終わったからと言って着なくなるのももったいない。


ブームというのは乗っている最中はいいが、終わると途端にカッコ悪いものになってしまう。


気に入ったんなら流行に関係なく身につけていればいいし、それが最終的に自分のスタイルになると思う。


今は通販で服が手軽に買えるし、他人の着こなしを見られるアプリもあるので、オシャレな人は増えたけど、カッコいい人は減ったなあと少し残念だったりする。


個性的とは見た目のことではなく、そこに至るまでの内面が重要なので、個性を突き詰めると変な人になるのは否めないが、変な人は楽しく生きてる人が多いので好きだ。


志村けんの変なおじさんなんかがいい例で、周りにこの人変なんですと言われても気にしないどころか、自分で私が変なおじさんですと認めているので、ああいうスマートな生き方ができたら最高だ。