公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

美意識

こないだ個人事業主の人と話す機会があった。


人と会う仕事だし、自分という看板を背負って売り込んでるからこそ、分かりやすい見た目には気をつかっていると言っていた。


例えばいい時計を身に付けるとか、ちゃんとした靴を履くとか。


ぼくはいつもそういう人に対して、別に高いものを買ったりブランド重視になったりするのはいいけど、しっかり手入れしろと思ってしまう。


その人に靴を磨いてるか聞いたけど、案の定手入れはしてないらしかった。


仕事で取引先の役員クラスと会うことが多々あり、身に付けているものを観察すると、スーツはビシッとしてても靴が汚い人が割といる。


聞いた話だと、日常的に靴の手入れをする男性は3割ほどなのだとか。


女性にも言えることで、ブランドものの鞄を持っていても、底の四隅が擦り切れていたり、持ち手がボロボロだったりする人を見かけることがある。


最近はダウンジャケットがダウンジャケットの売れ方ではないくらい売れているらしく、着ている人もよく見かけるが、クリーニングとかちゃんと出してるんだろうかと思ってしまう。


決して安くはないだろうし、気に入って買ったものなのにメンテナンスして長く使おうとは思わないのかと残念になる。


ぼくは服が好きなので、気に入って買ったものは値段に関係なく大切にするし、所有している洋服も自分のメンテナンスが行き届く範囲の数しか持たないようにしている。


安い服でも大切に使えば長持ちするし、高い服も手入れを怠るとみすぼらしくなる。


興味のないことを調べるのは億劫で、必要な道具を揃えるのも最初は大変だけど、圧倒的に物持ちがよくなるし、何より愛着が湧く。


予防っていまいち評価されない項目だけど、気付いたときには手遅れなんてことにならないように、日頃からの備えは怠らないようにしたい。