公共の秘密基地

好きなものも嫌いなものもたくさんある

こうしている間にも

女性と男性のどちらが嘘つきかと問われれば、ダブルスコアで女性の方が嘘つきだ。
彼女たちは呼吸するように嘘をつくが、それを「優しさ」とほざく太い神経を持っている。
特に差別する意図はなく、もはやこれは純然たる事実である。
腹の中で何を考えているのか分からないので、本当に恐ろしい。


セックスにおいて、一般的に男性よりも女性のほうがそこに至るまでの労力は少ない。
男性は身だしなみを整え、トーク力を磨き、財布をパンパンにして、チンコを研いでようやく恋愛戦線に参加することを許される。
もちろん女性も最低限の身だしなみや性格の猫かぶりは必要になるものの、男性に比べると割と簡単にセックスまで至ることができる。
いくら男女平等だの何だの言っても、男性が選ばれる側で女性が選ぶ側という構図は恋愛市場において変わらないのだろう。
というわけで、セックスをした人数も男性に比べると女性の方が多かったりするのだ。


howcollect.jp

頭の悪い見出しの割に、なかなかいいことを書いている記事を見つけた。
セックスのときに男性に言ってあげてほしいセリフをまとめたもので、具体的なセリフだけでなく理由もしっかり添えて書いてある。

「そう、それ!」とか「あ// これ!」みたいなのって、なんとなく「元々彼女が頭の中で描いていた『正解』のイメージを、彼氏がうまく探し当てただけ」感が出てしまいます。
そして彼女がその「正解」のイメージを持つに至ったきっかけは、おそらく「元カレ」です。
要するに、「元カレにやってもらって気持ち良かったから、今カレのあなたもそれに気付いてくれて嬉しいよ」という風に聞こえてしまうおそれがあるということです。
反対に、「それ、気持ちいいかも」だと、彼女が「こういうの今までされたことがないからよく分からないけど、なんか、気持ちいい」と思っていることが伝わります。

男ってここまで考えるかと女性はお思いだろうが、意外と考えるのだ。
彼女の恋愛遍歴や経験人数を根掘り葉掘り聞こうとしない彼氏はいるが、それは過去に関心がないとか、今の君を愛しているとかの前向きな気持ちだけではない。
あれこれ詮索して嫌われるのが怖かったり、彼女の手練手管を知って自信を無くすかもと思ったりしているのだ。
清純そうに見えて夜な夜な黒人を逆ナンしていたり、3P4P当たり前なマルチプルプレイヤーだったり、穴に突っ込めそうな器具は凡そ入れていたり、そんな過去を知って彼氏が思うのは、「おれの手には負えない」ということだ。
(こんなこと正直に暴露する彼女も頭おかしいけど)
自分が友達と居酒屋でバカ話をしているとき、スマホでエロ動画を物色しているとき、自分に出会う前の彼女はどこぞの男とせっせとセックスに勤しんでいたのだ。
過去の男たちの中には、自分より顔がよかったり、お金を持っていたり、鉄をも砕く硬度のチンコを有しているやつもいただろう。
自分より優秀なスペックの男と比べられたとき、果たして自分にそいつらを上回る何かがあるだろうか。


だから、このコラムにもあるように「それ気持ちいい」ではなく「それ気持ちいい"かも"」なのだ。

そうすると彼氏は「自分自身が彼女にとっての『正解』を創り出せた」感じがして、この「俺がはじめて」感がどうしようもなく嬉しいのです。

「男は女の最初の男になりたがり、女は男の最後の女になりたがる」というのをどこかで聞いたことがあるが、その通りだと思う。
男性はいつまでも女体についてのフロンティアスピリットを忘れない冒険者なのだ。
常に人跡未踏の大地を探し、アプローチ方法を模索し、誰も踏み込んだことのない境地にたどり着くことを夢見ている。
「それもう知ってる」と、冒険者精神に水を差すような真似はやめてもらえると嬉しい。
でもこういうのって、最初の三カ月くらいまでしか参考にならなかったりするのよな。
付き合いが長くなったり、それこそ結婚でもしようものならこんな駆け引き面倒になるんだろう。
いつまでもセックス後のミーティングを欠かさない男女ペアでありたいものだ。
コラムに書いてあった内容に全て触れているとpart.10くらいまで続きそうなので、男女ともにぜひ内容をチェックしてもらいたい。


あと、コラムにもあったけど、新しい体位には積極的に付き合ってほしい。
やっぱ、AVで見たようなやつって試したくなるものだ。
それが女性に負担を強いるのであればやるべきではないけど、根底にあるのは「女性に気持ちよくなってほしい」「一緒に気持ちよくなりたい」という精神なのだから、お互いの相性を高めるためにも応じてもらいたい。
「恥ずかしい」「こんなの初めて」と言っておけばいいのだ。例えその体位を過去に100万回経験していたとしても。


そう考えると、女性の嘘が優しさというのはあながち間違いではないのかもしれない。
世の中には真実を知らないほうが幸せであることがたくさんある。
嘘つきとか言ってすいませんでした。